青森県における糖尿病の問題

 

 最新の糖尿病による死亡率が厚生労働省から発表されました。青森県は3年連続で全国ワースト1位でした。青森県がん・生活習慣病対策課によると、県内の糖尿病患者さんは病状が重篤化してから生活習慣を改善したり、情報を収集している方が多く、健康寿命を延ばす上での課題となっているそうです。


 青森県は雪国ゆえの運動不足だとか、食塩摂取量が多い、多量飲酒者が多い、喫煙率が高い、等いろいろとその因子は解析されていますが、津軽の気質や文化を大切にし、地域の実情に合わせてそれぞれの人生観を汲んだ医療が大切だと思っています。通り一遍の知識の提供、指導ではなく、患者さんが体、健康に対する理解、気づきを促せるように対話していきたいと思っています。そのためには、よく地域を知り、地域の方々の気質・文化を、われわれ七ツ石内科もよく理解していかなければと思っています。“病気を診て人を診ず”といった片手落ちの診療にならないように心がけております。


 さて、がんはがん検診では早く見つかったからといって種類によっては必ずしも治るとか、寿命が延びるといった性質の病気ではありません。しかし、糖尿病、高血圧、コレステロール・脂肪異常、骨粗鬆症などといった、代謝、老化に伴う病気は、もしなっていれば、早く治療、指導に介入することで、がん、認知症、寝たきりの予防にもなり、また自覚症状の不愉快さが軽くなり、不自由のない体で過ごす人生の時間が長くなれるのです。


 青森県は健診受診率の低さが今回の厚生労働省の発表でも指摘されましたが、この点は早急に改善していく必要があります。このため当院では糖尿病ライト健診を600円で行うことにしました。


 大事に思う方や、病院にいくと一日時間がつぶれてしまうと思っている方がいましたら、ぜひ伝えてください。当院は糖尿病迅速検査を可能にした糖尿病専門医療機関ですので糖尿病の結果は当日数分で判明いたします。